転職保育士を辞めたいと悩んだ時は?退職の仕方や転職のポイントを解説

保育士を辞めたいと悩んだ時は?退職の仕方や転職のポイントを解説

昨今、ますます混迷化している待機児童問題。その要因のひとつとして挙げられるのが「慢性的な保育士不足」です。

厚生労働省によれば、平成25年度には全国約32万人の常勤保育士のうち約3万3,000人が離職しています。約1割もの人が離職していると考えると、離職率が高いと言えるでしょう。

保育士が仕事を辞めたいと感じる理由とは何でしょうか?

こうした事柄を考えた上で、もしも退職する場合のポイントをご紹介します。

保育士が仕事をやめたいと感じる主な理由

保育士が仕事をやめたいと感じる主な理由

子どもの頃からの夢を叶えたはずなのに、理想と現実のギャップを感じて辞めていく保育士が増加。「保育士の離職率の高さ」は、深刻化する待機児童問題の一因にもなっています。

ここでは、保育士が辞めたいと感じる理由について考えてみましょう。

【関連記事】保育士が転職したい理由|理想のお仕事の見つけ方

職場や保護者との人間関係

保育士が仕事を辞めるのには大きく3つの理由が考えられます。まずは「人間関係」です。

(1) 保護者とのつきあい

園児の保護者への対応については、保育士が苦労することが多いようです。代表的なものとして、以下のような意見をよく聞きます。

  • 子どもがけがをした時や、子ども同士でのトラブルが起きた時などに保護者からクレームを受ける
  • 子育てに対する考え方の相違から、保護者と意見が衝突する
  • 家庭内で起きたトラブルを保育士の責任にされてしまう
(2) 保育士同士のつきあい

園長や先輩、同僚とのコミュニケーションでストレスや悩みを抱えてしまう保育士は多いようです。

特に多いのが「理想とする保育観の違い」による衝突です。

子どものためを思ってのことだとわかってはいても、「厳しすぎる」「甘すぎる」といった不満を感じる人が多いのです。また職場に関する悩みや不安を、同僚に相談して解決するというのは難しい場合もあります。

こうした理由から、職場の雰囲気が良い保育園へやりがいを求めて転職を検討する人は少なくありません。

体への負担

保育士には「子どもたちの命を預かる」という大きな責任が伴います。仕事中は子どもたちから目を離せず、常に緊張感を持たなければなりません。

また、子どもの身のまわりの世話、季節の行事の準備、園内清掃などの雑務、事務など、保育士の仕事内容は実に幅広いものとなり、精神的にも肉体的にも大変です。仕事量が多いため、勤務時間が長くなりがちで、毎日残業が発生することや、時には持ち帰り業務が発生するケースも多々あります。

このような精神的・肉体的な負担が重なった結果、疲れ果てて退職してしまう保育士が多いのです。

待遇

保育士の中には、「給料額が負担の大きい業務と見合っていない」と感じる人も多いようです。

一般的に、保育園の運営は自治体から支給される補助金で賄われています。公立・私立問わず独自の経営努力によって収入が増えるケースは少ないため、保育士個人の給料は上がりにくいとされているのが現状。

ただし公務員として働く公立保育園では、年功序列で定期昇給していくことが多いため、私立保育園よりも待遇が良い場合もあるようです。

【関連記事】保育士の給料を今よりもっと上げる方法

保育士が転職する時のポイント

保育士が転職する時のポイント

様々な理由で保育士を辞めたいと思うことがあるでしょう。

心と体が限界になる前に、思い切って別の保育園へ転職することを推奨します。

転職成功のカギは「計画性」と「戦略性」です。より良い転職をするために知っておくべきポイントについて考えてみましょう。

【関連記事】保育士資格を活かせる仕事は?上手な転職先の見つけ方

在職中に転職活動をする

保育士に限りませんが、転職を検討する場合は在職中に仕事を探し始めるのがベストです。退職からの空白期間があると収入が途切れる期間ができてしまうだけでなく、「転職活動が長引いている理由があるのではないか」と採用担当者に悪い印象を持たれてしまう可能性もあります。

正式に退職を申し出るまでは周囲の人に話さない

退職を申し出る場合は、まず直属の上司に報告するのが鉄則です。上司よりも前に園長などに伝えてしまうと、直属の上司の印象が悪くなり円満退社の妨げになるかもしれません。

またどんなに親しい同僚であっても、正式に退職が決まるまでは話さないのがベターです。同僚から退職の話が漏れ、根も葉もない悪い噂が広まってしまうかもしれません。

退職日は慎重に選ぶ

「一日でも早く転職したい」と思うかもしれませんが、退職日を自分の都合で一方的に決めるのは賢明ではありません。

園のスケジュールなどを踏まえて、迷惑をかけにくい退職日を提案し、話し合ったうえで決定するようにしましょう。特に入退職者が増える年度末などは配慮が必要です。

また、賞与や退職金、失業手当など受給条件をきちんと調べた上で退職時期を調整しても良いでしょう。

もしも2〜3カ月長く勤めるだけで賞与や退職金が変わってくる場合は、その期間も延長して勤めるなどの調整をした方が良いかもしれません。

【関連記事】退職金っていくらもらえる?貰える条件、支給時期の目安

退職の意思は早めに伝える

退職を申し出なければならない期日は、保育園によって異なります。退職を考え始めた段階で就業規則を確認しておきましょう。

一般的には、退職2カ月前までに報告するとスムーズに退職しやすいとされています。転職先が決まり次第、早めに伝えておくのが良いでしょう。

退職理由を明確に伝える

退職を申し出た場合、必ず理由を問われます。その際は自分が転職しなければならない理由をはっきり伝えましょう。

以下のような理由が代表的です。

  • 新しい環境(他園)に移り、現職の経験を生かしてスキルアップを目指したい
  • 資格を取得して他業種に挑戦したい
  • 育児や親の介護に専念したい
  • 体調不良のため療養したい

このように、退職の強い意志と明確な理由を伝えることが大切です。

曖昧な理由では引き留められてしまう可能性があることに加え、勤務先に不信感を与える恐れもあります。その際、所属している園に対するネガティブな表現は控えましょう。円満退社の妨げになるかもしれません。

【関連記事】保育士の退職理由とは?上手に退職を伝えて円満に辞める方法

「自ら変わる、変える」努力で状況を変えられなかったら、時には思い切った決断を

退職したいと思う理由は人様々。ですが保育士の仕事を続けたいと思うなら、思い切って転職活動に踏み出しましょう。

自分にとって働きやすい場所で働くことが何よりも大切です。自分に適した環境の保育園をぜひ探してください。

転職を行う場合は、在職中から活動を始め、新しい職場が決まった際に退職するのがベターです。

新しいお仕事を探す場合は転職サイトや転職エージェントを活用し、効率よく転職活動を進めましょう。

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2019年4月3日
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