転職保育士の労働時間はどのくらい?働きやすい保育園を探すポイント

保育士の労働時間はどのくらい?働きやすい保育園を探すポイント

マイナス面ばかりが強調され、一般的に保育士の仕事はハードとされていますが、果たしてその実態はどうなのでしょう?

ここでは保育士の労働時間の実態と長時間労働への対処法についてご紹介します。

保育士の労働時間に関する基礎知識

保育士の労働時間に関する基礎知識

一般的に保育士は長時間労働・低賃金と言われていますが、実際はどうでしょうか。

保育士の一般的な労働時間

一般的に保育士は、早番>中番>遅番の3交代制で、労働時間は1日8時間のケースが多いようです。

労働基準法で、法定労働時間は1日8時間、1週間40時間が限度と定められており、法定労働時間を超えた労働時間は「超過労働時間」とされ「時間外労働」と呼ばれます。

時間外労働は原則で月45時間、1年360時間が上限であり、毎週に1日以上の休日、4週間に4日以上の休日が義務付けられています。

保育士の主な勤務形態

保育士の勤務は大きく2つの形態に分けることができます。

  • シフト制

    毎日の勤務時間が固定されておらず、異なる勤務時間帯を複数の従業員で担当して働く勤務形態のこと。パート・アルバイトなどはほとんどこの勤務形態となります。コンビニや病院など、人が常駐する必要がある職場で広く導入されており、変形労働時間制と併用されることもあります。

    ※変形労働時間制:職場の繁閑に合わせて、月・年単位での労働時間を調整して、月間の平均労働時間を所定内に収める働き方

  • 固定時間制

    就業規則で定められた固定の勤務時間で働く勤務形態のこと。一般的に広く採用されているいわゆるフルタイム勤務で、正社員で働く場合はほとんどこの勤務形態となります。基本的に従業員は同じ時刻に出退勤し、勤務時間を超過した労働時間(残業時間)に応じて、残業代が支払われます。

幼稚園教諭との労働時間の違い

1日の労働時間は保育園(保育施設)と同様、8時間が一般的ですが、保育園と幼稚園は子どもを預かる時間帯が違うため、勤務時間帯も異なります。保育園は、朝8時~午後17時ごろまで、幼稚園は、朝9時~午後14時ごろまでが標準勤務時間帯となります。

但し、時間外に子どもを受け入れる「預かり保育」を実施している幼稚園もあり、その場合の勤務時間帯には幅があります。

幼稚園の勤務形態は保育園と同様に固定時間制度・シフト勤務制度の2つが多く、シフト勤務と変形労働時間制を併用している園もあるようです。

保育士の労働時間はどのくらい?

保育士の労働時間はどのくらい?

保育士労働について調査データを検証しながら、その実態について詳しく解説していきましょう。

保育士の労働時間の実態

独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査によると、保育士の毎月平均労働は170時間程度となっており、時間外労働の時間は月に平均4時間とされています。しかし、現場の保育士からは「実態とかけ離れている」という声も多く、「サービス残業」や「持ち帰り残業」が発生し、実際の労働時間はデータよりも多いと思われます。

保育士は通常の保育業務以外にも、園内で行われる季節ごとのイベントの企画・準備、施設の清掃・各種事務作業など業務量が多く、そのほとんどは保育業務時間外に行うため、必然的に残業が多くなります。しかし、実態通りに申告されていないことがほとんどであり、「サービス残業」を行うケースが多いのが現状のようです。

また最近は早朝保育や夜間保育などの延長保育や時間外保育を受け付ける保育園も多く、保育業務の時間そのものが長くなっています。

(参考)

【出典】独立行政法人 労働政策研究・研修機構「賃金構造基本統計調査:職種別(一般労働者)」

資料:「統計表 0900 職種別(一般労働者)」

職種:「保育士(保母・保父)」

データの種類:「所定内実労働時間(企業規模計)(男女計)」「超過実労働時間(企業規模計)(男女計)」

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/dbdata/wage/sub4.html

保育士が時間外労働をする主な理由

  1. 日報作成、保護者への連絡帳の記入などの事務作業が多い

    事務作業は子どもたちがいる時間には十分に対応できないため、休憩時間や時間外にせざるを得なくなります。

  2. 制作物の作成に時間がかかる

    壁面飾りや季節のおもちゃの制作などは、企画・デザイン・制作のすべてを行わなければならず、やはり保育業務以外の時間に回さざるを得ません。

  3. 季節ごとに繁忙期が頻繁に訪れる

    春には入園式・卒園式の準備、秋には運動会など定期的なイベントがあり、これらの他にもお遊戯会、遠足、発表会などさまざまなイベント・行事が目白押しです。まさに1年中が繁忙期とも言え、残業は当たり前となっているようです。

保育士が労働時間に見合う待遇の保育園(保育施設)を探す方

保育士が労働時間に見合う待遇の保育園(保育施設)を探す方

業務量に見合うだけの待遇が得られないから退職したいと考えている人も多いです。

そんな時、待遇の良い保育園をどう探せば良いのか考えてみましょう。

雇用条件について確認する

「適正な残業代が出にくい契約方法が含まれていないか」をまず確認しましょう。

給与に注目し、固定給・固定残業制など見込みの超過勤務分が含まれていないかどうか、超勤務手当がしっかり支払われるかどうか、最初に確認しましょう。また収入については、年収を基準に把握しておくことをおすすめします。

次に休暇制度の内容の確認も必須です。有給休暇、産前・産後休暇、介護休暇などの休暇制度の有無はもちろん、休暇取得が適性にされているかどうかまで調べておくことをおすすめします。

効率化を重視している保育園を探す

保育園全体が残業削減に取り組んでいるかどうかを判断するのに、保育支援システムの導入を通じた事務作業の効率化を進めているかどうかは重要なポイントです。また、保育士同士の職場での業務連携が取れているかどうかにも注目しましょう。

雇用条件の悪さに悩むなら、思い切った転職を

保育士は通常の保育業務以外にもこなさなければ業務がたくさんあり、その多くは保育業務時間外に行わなければならなくなっています。また、時間外保育の受け入れなどにより保育業務の時間も延びているため、ますます長時間労働の傾向は強まっていると言えます。また、保育士は残業をしても多くの場合がサービス残業で、労働時間が延びても給与には反映されていないと言われており、そのため、待遇への不満を持つ保育士が多くなっています。

保育支援システムの導入による事務作業の効率化推進は園の経営努力によるもの。さらに職場において保育士同士が連携を強化することでも、残業は削減されます。こうした組織的な取り組みがなければ、残業は減らないと言えるでしょう。

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2019年10月4日
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