働き方幼稚園教諭と保育士の待遇の違いとは?幼稚園教諭の給料事情

幼稚園教諭と保育士の待遇の違いとは?幼稚園教諭の給料事情

昨今、ますます混迷化している待機児童問題。その要因のひとつとして挙げられるのが「慢性的な保育士不足」です。幼稚園教諭と保育士。一見似ているようですが、実は大きく異なる職業です。

昨今では待機児童問題の解決に向けて、保育士の待遇を改善し、保育の受け皿を拡大しようと動き出していますが、幼稚園教諭の待遇についてはあまりクローズアップされていません。

幼稚園教諭とは一体どんなお仕事なのでしょうか。保育士と何が異なるのでしょうか。

幼稚園教諭の仕事内容、待遇、給与などについて詳しくご紹介します。

幼稚園教諭の平均月給、賞与、年収について

幼稚園教諭の平均月給、賞与、年収について

幼稚園教諭の初任給は、保育士よりも高めだと言われています。昇給・賞与の面を考慮すると、メリットは大きいでしょう。

では実際に具体的な数字を見ていきます。

幼稚園教諭は保育士と同様「先生」と呼ばれる仕事ですが、細かく見ていくと以下のような違いが出てきます。

幼稚園教諭
教育施設である幼稚園に勤務
3歳から就学前の子どもの心身の発達をサポートするのが主な仕事
幼稚園教諭免許が必要
平均月給:24万1300円(平成30年度)
1日の標準保育時間:4時間
保育士
児童福祉施設である保育園に勤務
0歳~就学前の乳幼児の身の回りの世話を行うのが主な仕事
保育士の資格が必要
平均月給:23万9300円(平成30年度)
1日の標準保育時間:8時間

幼稚園教諭は幼稚園で勤務し、保育士は保育園で勤務します。

また幼稚園は文部科学省管轄の教育施設であり、一方の保育園は厚生労働省管轄の児童福祉施設になります。

対象の子どもの年齢も異なり、幼稚園は満3歳~小学校に通うまでの子どもに対し、教育の基礎を培うことを目的としています。

保育園は0歳~就学前の子供の姓名保持と情緒安定を図るための援助を目的としています。そのため、教育を行うことはありません。

こうして見ると、幼稚園と保育園では違いが明確に出ているのが分かります。

幼稚園教諭の給料事情

厚生労働省の調査によると、幼稚園教諭の平成30年度平均月給は24万1,300円で、平成29年度の23万1,600円から微増しています。

一方、保育士の平成30年度平均月給は23万9,300円と、幼稚園教諭のほうが少し高くなっています。

さらに幼稚園教諭の賞与は年平均70万6,100円。これらを総合した推定年収は360万1,700円【289万5,600円(月収×12カ月分)+70万6,100円】となります。

あくまでこれらは平均値になり、実際の勤務地によって左右されることがあることを念頭に置いてください。

幼稚園教諭の給与額はどのように決まる?

幼稚園教諭の給与額はどのように決まる?

先程、平均の月給として24万1,300円と記載しましたが、あくまでこれは平均値です。

実際、働いている場所や保有資格の内容によって給与額は上下します。

どの要素が給与面に影響するのかを解説します。

運営組織の違い

幼稚園には公立と私立があり、それぞれ運営の体制が異なります。

公立の幼稚園は市区町村などの自治体が運営母体です。公立幼稚園に正規職員として勤務する場合は地方公務員の扱いとなるため、勤続年数に応じた昇給があるなど待遇面は安定しやすくなります。

私立の幼稚園は公益法人などが運営し、給料額や昇給システムは園ごとに異なります。公立とは違い、園ごとの独自性を発揮しやすく、雇用形態や勤務スタイルの融通が利きやすい職場が多いと言われています。

保有免許の種類による違い

幼稚園教諭の免許には3種類あり、それぞれ終了過程が異なります。

  • 一種免許状:4年制大学で専門課程を修了
  • 二種免許状:短大や専門学校で専門課程を修了
  • 専修免許状:大学院で専門課程を修了

免許が異なっても、働く内容に大きな差はありません。しかし、勉強に費やした時間、専門性から初任給額に差が出ることがあります。

経験、年齢、役職による違い

幼稚園教諭も一般企業と同様、勤続年数が増えることで昇給する傾向があります。定年まで勤務する幼稚園教諭も少なくありません。

またキャリアを積めば、主任・リーダー・部長・園長などの役職を任されることがあります。役職につくと更に給与額が上がります。

幼稚園教諭の給料をもっと上げるには?

幼稚園教諭の給料をもっと上げるには?

幼稚園教諭の給料は、運営組織、保有資格、経験で大きく変わりますが、更に給料をアップすることも可能です。

よりよい環境で高収入を目指したい人はぜひチャレンジしてはいかがでしょうか。

複数の資格を取得する

幼稚園教諭の免許の他にも、子ども教育、保育に関する資格は多々あります。複数取得することで、働く場所の選択肢を増やすことができます。

例えば保育士の資格を保有すると、保育教諭として認定こども園へ働くことができるようになります。

臨床発達心理士の資格を取得すれば、子どものサポートは勿論、子育てに不安を持つ親の心のサポートをすることも可能になるでしょう。また働き口も増え、子育て支援センター、児童相談所などで勤務することもできます。

他にも保育に関する様々な資格がありますので、たくさん取得すればするほど、働く幅が増えていきます。

キャリアアップを図る

幼稚園教諭として給料アップがしたい人は、キャリアアップを図りましょう。

経験を重ね、主任やリーダーなどの役職につくと給料は大きく変わります。役職につくことは簡単ではありませんので、しっかりとした目標をいだき、堅実に働くことが大切です。

条件のいい場所へ転職する

今の働いている場所ではキャリアアップは図れない、忙しくて他の資格を取る時間がない。なんて人は、新しい環境で働くという選択肢も用意すべきでしょう。

転職によって大幅な給料アップが見込めたり、自身の進みたい道が開けたりできるはずです。

転職する際は保育・幼稚園に特化した求人サイトを利用することをおすすめします。専門のスタッフが希望に合ったお仕事を紹介してくれます。

キャリアプランで給料はアップできる

幼稚園教諭は事業目的・待遇・環境・仕事内容など、様々な面で保育士と違いがあるのが分かります。

幼稚園教諭は比較的安定した昇給を見込め、保育士と比べ業務負担が少ないこと、役職が付くことで昇給を期待できることなどの利点があり、長く務める人が多いのが特徴です。

それよりも更に給料アップを目指したいなら、複数の資格取得、役職につくなどのキャリアアップ、条件のいい場所に転職など様々な道があります。

理想のキャリアプランを描き、あなたにあった働き方をぜひ見つけてください。

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2019年4月19日
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